- ワイシャツのクリーニングは、どのくらいの頻度で出せばいいの?
- ワイシャツのクリーニング代はいくら?
- ワイシャツをクリーニングに出すときの注意点はあるの?
この記事では、上記の疑問が解決できます。
せっかく買ったワイシャツは長く着たいし、清潔感を保ちたいですよね。
そのためには、クリーニング店を利用してきれいに洗ってもらうことが効果的です。
そこでこの記事では、クリーニングの頻度・注意点を解説するとともに、ワイシャツをクリーニングに出すメリット・デメリットを紹介します。
ワイシャツをクリーニングに出す頻度は?
ワイシャツをクリーニングに出す理想の頻度は、1週間に1回程度です。
汚れは気になりますが、一回着るたびにクリーニングに出すのは単純に面倒だし、お金がかなりかかりますよね。
それにクリーニングは汚れを徹底的に落とす代わりに、衣服の生地を痛めてしまいます。
着るたびにクリーニングに出すよりは1週間に一回まとめて出すことをおすすめします。
「忙しくて週に一回もクリーニングに通えない」という人は、普段は自宅の洗濯機で洗い、衣替えで保管する前クリーニングに出しましょう。
ただし、ワイシャツの襟や袖に黄ばみが出たら、それはクリーニングに出すべきタイミングです。
ワイシャツの黄ばみは、洗濯機で洗っても落ちないことが多く、クリーニングの専門技術で落とす方が効率が良いです。
少し手間はかかりますが、自宅でもワイシャツの黄ばみを取る方法があります。興味がある人はチェックしてみてください。
ワイシャツは洗ってからクリーニングに出すの?
- ドライクリーニングは、汗などの水溶性の汚れは取れないと聞いた
- クリーニングに出す前に水洗いした方が良いのでは?
上記の質問にお答えします。
通常のクリーニングでは特に指定しない限り、ワイシャツのクリーニングは温水で洗います。
なので、わざわざクリーニングに出す前に自分で洗う必要はありません。
通常ドライクリーニングするのは、スーツなど水洗いができない衣類。
ワイシャツは特別な注文がない限り水洗いです。
ワイシャツをクリーニングに出すメリット
- 汚れやシミが落ちて、清潔感を保てる
- アイロンをかけてもらえる
汚れやシミが落ちて、清潔感を保てる
着用した衣類には汗だけではなく、皮脂や体臭なども付着しています。
自宅で洗濯しても、汚れの2~4割は衣服の繊維の奥に残ってしまいます。
この残った皮脂の汚れが蓄積し、酸化すると衣類が黄ばむ原因となります。
こういった汚れをしっかり落としてくれるのが、クリーニングを利用するメリットです。
家庭用とは異なる専用の洗剤を使って、襟や袖の頑固な汚れにも対応してくれます。
アイロンをかけてもらえる
自分でアイロンをかけるのは面倒くさいですよね。
シャツのアイロンがけをするのは面倒だし、時間もかかります。
クリーニングに出せば、衣類を洗ってアイロンをしっかりかけて、シワを伸ばしてくれます。
私はシャツのアイロンがけは自分でしていましたが、一枚10分はかかってました。
ワイシャツを毎回クリーニングに出すデメリット
- クリーニング頻繁にするとシャツの生地が傷む
- クリーニング店へ往復する手間と時間がかかる
クリーニングを頻繁にするとシャツの生地が傷む
クリーニングでシャツのシワを伸ばす時は、アイロンを使わずにプレス機という機械を使います。
プレス機という機械を使って、濡れたままのワイシャツが高温・高圧で一気にプレスされるため、生地やボタンが傷んでしまいます。
では、なぜ生地が傷むのが分かっていながら、クリーニング店はプレス機を使うのか?
それは下記2つが理由です。
- プレス機を使いコストダウンを図る
- 低価格で提供することで、宣伝になる
本来、ワイシャツのクリーニングは多くの工程があります。
人の手で仕上げる作業を機械化することにより、コストダウンを図れます。
コストダウンすることにより、「ワイシャツのクリーニング一枚100円」などの宣伝に使えるため、クリーニング店の宣伝に使えるのです。
もちろんクリーニング店によって、1点ごとに人の手仕上げでアイロンをかけることがあります。
ただし手仕上げの場合、手間と時間がかかるので、低価格での提供は難しいのが現実です。
クリーニング店へ往復する手間と時間がかかる
店舗型のクリーニングは、お店に衣類を持ち込む必要があります。
近くにクリーニング店が無い人や、忙しくてクリーニングに出せないサラリーマンには不便です。
厚生労働省の統計によると、クリーニングの閉店時間で一番多いのは夜の19時台です。
家族がいるならともかく、一人暮らしのサラリーマンはなかなか営業時間に来店出来ないのではないでしょうか。
近くにクリーニング店が無い人、忙しくてクリーニングに出す暇がないサラリーマンの方におすすめしたいのが、店舗に来店する必要がない宅配クリーニングというサービスです。
ワイシャツにおすすめの宅配クリーニングについて、詳細は下記の記事を参照してください。
ワイシャツのクリーニング値段相場
ワイシャツのクリーニングの相場は店舗型なら150~350円、宅配クリーニングなら500~2,000円程度です。
同じクリーニング会社でもエリアや店舗ごとに料金が異なります。
宅配クリーニングの方が、送料も必要なので料金が高い傾向にあります。
料金 | 特徴 | |
店舗型 | 一枚あたり150~350円程度 | 単価が安い 店舗に来店する必要がある |
宅配型 | 一枚あたり500~2,000円程度 | 送料の分だけ料金が高い 店舗に来店する必要がない |
下記は、大手クリーニングの2022年9月時点のワイシャツ1点のクリーニング料金一覧です。
ただし、店舗や時期によって相場は異なるため、あくまで参考程度にご覧ください。
ワイシャツ料金目安 | |
カーニバルクリーニング | 160円~ |
クリーニングピュア | 160円~ |
ホワイト急便 | 165円~ |
ポニークリーニング | 242円~ |
うさちゃんクリーニング | 230円~ |
クリーニングルビー | 275円~ |
スワロークリーニング | 275円~ |
喜久屋 | 286円~ |
リネット | 319円~ |
ネクシー | 363円~ |
ノムラクリーニング | 360円~ |
白洋舎 | 418円~ |
タカケンクリーニング | 590円~ |
上記はハンガー仕上げ、出張に便利なたたみ仕上げは料金にプラス50円~100円かかります。
ワイシャツクリーニングの仕上がり日数は?
店舗型の場合、1~2日程度が一般的です。
店舗によっては、午前中に出して夕方仕上がる「即日仕上げ」も利用することができます。
一方で宅配型は、申し込みから受け取りまでに2~5日程度かかることがほとんどです。
ただし、高級店やオプションによって日数はさらに必要になるので注意しましょう。
クリーニングに出す前の注意点
クリーニングに出す前は、下記4つのポイントをよく見ておきましょう。
- ボタン、装飾品は欠損していないか
- ポケットに物が入っていないか
- 縫い目のほつれや、破けた箇所はないか
- 汚れやシミは無いか
万が一衣類のボタンが欠損、破れてしまった場合には「クリーニング事故賠償基準」にのっとり、損害賠償が適用されます。
ただし、あくまでクリーニング業者の不注意により起こった問題に限られます。
お客側に非がある場合、適用されないことがあります。
クリーニングに出す前、衣類はどんな状態だったかを写真を取るなどして、見比べることが出来るようにしましょう。
クリーニングされた衣類の受け取り時の注意点
クリーニングが終わり、衣類を受け取った後にも確認すべきことがあります。
- 衣類に付いているクリーニングカバーを取る
- 衣類にボタンの欠損、汚れや縮みがないか確認する
衣類に付いているクリーニングカバーを取る
衣類がクリーニングから返ってきたときに被せてある、ビニールカバーはすぐにはずしましょう。
ビニールカバーは通気性が悪く、湿気でカビや虫食いの原因になります。
ほこりが気になる場合は、不織布カバーを被せて保管しましょう。
通気性もよく、衣類に被せたままクローゼットにしまって大丈夫です。
不織布カバーは、クリーニング店によっては有料のオプションです。
使ってみたい人は、クリーニングに出すときに「不織布カバー」について店員さんに聞いてみましょう。
衣類にボタンの欠損、汚れや縮みがないか確認する
衣類がクリーニングから返ってきたら、出来るだけ早く衣類の状態を確認しましょう。
- ボタン、装飾品は欠損していないか
- 縫い目のほつれや、破けた箇所はないか
- 汚れやシミは無いか
確認する箇所は、クリーニングに出す前に確認した箇所と同じでOKです。
万が一衣類のボタンが欠損していたり、破れや縮みがあると賠償の対象になるので、すぐに確認してお店に連絡することが大事です。
また、クリーニングは仕上がりに満足出来ない場合、「再仕上げ」という物があります。
再仕上げは受取から期限が決められています。
受取から1週間が再仕上げの期限としているお店が多いので、早く確認しておきましょう。
ワイシャツのクリーニングの頻度・注意点まとめ
ワイシャツをクリーニングに出す頻度について知っておけば、清潔感も保ちつつ長持ちできるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しておきましょう。
- ワイシャツのクリーニングの頻度は、週に1回が最適
- ワイシャツはクリーニングに出す前に洗わなくても良い
- クリーニングを利用すれば、汚れやシミが取れて清潔感が保てる
- クリーニングは自分の代わりにアイロンをかけてくれる
- クリーニングを頻繁にすると、衣類の生地を傷める
- 店舗に来店するのが手間
- 料金相場は店舗150円~、宅配で500円~程度。
- 仕上げり日数は店舗1~2日、宅配で52~5日程度。
- クリーニングに出す前、返却後は衣類の状態をすぐにチェック!
クリーニングは店舗によって、サービスや料金に違いがあるので、それぞれの特徴とメリット・デメリットを踏まえて自分にあうお店を見つけてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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