革ジャンを洗う！おすすめ宅配クリーニング３社を比較【料金と選び方】

革ジャンをクリーニングに出したいけど、お店選びに悩んでる
宅配クリーニングでおすすめの業者があれば知りたい

この記事では上記の疑問を解決します。

革製品のクリーニングは、扱っているお店も一般衣類と違って限られてくるので、お店選びもかなり迷いますよね。

しかし、適当なクリーニング業者にお願いすると最悪の場合、革が縮んでしまい2度と元には戻せません。

この記事で紹介する「革製品のクリーニングにおすすめの宅配クリーニング3社」を選べば、仕上がりの品質も高いので、安心してクリーニングに出せます。

なかむ

しかも宅配クリーニングなら、自宅にいながらクリーニングをお願いできるので、とてもラクですよ。
お店の選び方もまとめていますので、チェックしてみてください。

革製品におすすめの宅配クリーニング３社をチェック

革製品のクリーニング｜失敗しないお店の選び方5つ
革製品のクリーニング料金の相場
革製品のクリーニング日数
合皮はクリーニング出来る？【本革との違い】
- 合皮はクリーニング出来るが条件がある
革製品のおすすめ宅配クリーニング3社
革製品のおすすめ宅配クリーニングまとめ

革製品のクリーニング｜失敗しないお店の選び方5つ

革製品を洗ってもらえるクリーニング店を選ぶとき、注意すること・知っておくべきポイント5つにまとめました。

このポイントを抑えれば、クリーニング店選びは失敗しません。

革の仕上げでクリーニング料金が違う
クリーニングはどこまでするのか決める
実績はあるのか
保証が定められていること
問い合わせにきちんと対応してくれるのか

革の仕上げでクリーニング料金が違う

革の仕上げの種類により、クリーニング料金が違う場合があります。

例えば、宅配クリーニングのキレイナでレザージャケットをクリーニングした場合の料金は、下記の通りとなります。

革の仕上げの種類	クリーニング	色補正
銀面	16,500円	22,000
スエード、ヌバック、ムートン	19.800円	25,300

キレイナでは、革の仕上げの種類によりクリーニング料金・色補正に2,200円～4,400円の差があります。

革の仕上げとは、動物の皮を、製品に使える革に加工することで、革の耐久性を上げたり見た目を美しくする加工のことです。

革の仕上げは多くの種類がありますが、代表的な例を紹介します。（引用：皮革用語辞典）

銀付き革: 動物皮の本来の銀面模様を生かした革の総称。素上げ革、アニリン革、塗装仕上げ革などがある。代表的なものにボックスカーフがある。
スエード: 子牛皮、ブタ及びヒツジやヤギなどの小動物の皮を原料として銀付き革の肉面の表面をサンドペーパーで毛羽をそろえた起毛革。
ムートン: ムートンは毛皮の裏側をきれいに加工して、表地として使用できるようにスエード仕上げした羊の毛皮。
ヌバック: 銀面を軽くサンドペーパーでバフィングすることで短く毛羽立たせて仕上げた起毛革。

なかむ

ただし、お店により価格の違いは様々で、中には革の種類に関わらず、一律に料金が決まっているクリーニング店もあります。

なので、自分の革の仕上げの種類をクリーニング前に確認しておかないと、予想以上のクリーニング料金になることがあるの注意してください。

»革クリーニング料金の詳細はコチラを参照

革製品のクリーニングはどこまでするのか決める

レザーのクリーニングをどこまでお願いするのか決めておきましょう。

革の色補正までお願いするのか
撥水加工などのオプションを利用するのか

革製品はクリーニングだけでは無く、色補正といって色落ちやシミを修復をすることも出来ます。

ただし、色補正はほとんどの場合、オプションで有料です。

色補正できる宅配クリーニングのオプション料金については、下記のリンクをクリックしてください。

»革クリーニング料金の詳細はコチラを参照

革製品のクリーニング実績はあるのか

まずは、そのクリーニング店で革製品のクリーニング実績があるのか確認しましょう。

革製品のクリーニング実績は、公式ホームページで公開されています。

インスタグラムでも、クリーニングのビフォーアフターが投稿されていますので、お店を決める判断材料になります。

なかむ

ブランドの取り扱い実績も掲載していることが多いので、事前に公式ホームページでチェックしておきましょう

クリーニング事故時の保証制度が定められているか

万が一、クリーニングの事故で衣類が損傷した場合、保証制度を利用することになります。

クリーニング店の公式ホームーページに記載されている「賠償基準」をしっかり確認しておきましょう。

賠償基準について、確認すべき4つのポイント

・賠償の条件

・賠償額

・賠償範囲

・賠償対象外

基本的に「クリーニング中の取り扱い」が原因の事例のみ賠償の対象になります。

メーカーによるもの、使用者の使用方法や保管などに原因がある場合は対象外です。

なので、クリーニングに出す前は賠償基準を確認するとともに、衣類の状態をチェックしておきましょう。

受け取り後は、すぐに商品チェック！

クリーニングされた衣類を受け取ったら、すぐに状態を確認してください。

仕上がりについて、賠償の問い合わせを行う場合、期限が設けられています。

なかむ

期限はクリーニング店によって異なりますが、短い所では受け取り後７日以内です。

事前の問い合わせにきちんと対応しているか

もしクリーニングについて不明点がある場合、利用前に問い合わせをすることをおすすめします。

問い合わせはここをチェック

・問い合わせフォームが設置されているか

・問い合わせに対する回答が早いか

クリーニング店の公式ホームページには、問い合わせフォームが開設されています。

ここは、前述した「賠償についての問い合わせ」時にも利用しますので、必ずチェックしておきましょう。

なかむ

写真が添付できる問い合わせフォームなら、クリーニングしたい衣類の写真が送れて、スムーズに会話できますよ。

そして、質問に対するレスポンスの速さも大事です。

質問について、すぐに返信できる体制が整っている会社は安心。

私も実際に下記の４社に事前に相談しましたが、４社ともレスポンスは早かったです。

質問に対してのレスポンス時間: リネット：即日
キレイナ：即日
ワードローブトリートメント：即日
リナビス：翌日

革製品のクリーニング料金の相場

ネットで人気の宅配クリーニング17社から、革製品のクリーニング可能な業者の料金表一覧をご紹介します。

調査した宅配クリーニング17社一覧
リネット、ネクシー、クリコム、キレイナ、ワードローブトリートメント、カジタク、クリーニング東京、せんたく便、美服パック、正直なクリーニング屋、ホワイト急便、リナビス、リコーべ、クリーニングモンスター、ラクリ、プラスキューブ、モンクチュール

ネットで人気の宅配クリーニング17社中、革製品のクリーニングが可能な宅配クリーニングは7社でした。

革製品クリーニングが出来る宅配クリーニング7社の料金相場は下記の通りです。

一部革の衣類ではなく、革ジャンなど全体が革の衣類の料金です。

	最安料金	最高料金
ジャケット	8,800円	19,800円
ブルゾン	8,800円	19,800円
コート	11,000円	19,800円
ハーフコート	11,000円	19,800円
ベスト	6,600円	19,800円
パンツ	6,600円	19,800円
スカート	6,600円	19,800円
手袋	3,300円	19,800円

各社のクリーニング内容により異なりますが、ジャケットや革ジャン・ブルゾンなどの宅配クリーニング料金相場は、8,800円～19,800円でした。

お店により、革の仕上がりの種類・衣類でも料金が一律の場合もあります。

また、革の色補正などのオプション料金の相場は下記の通りです。

	最安料金	最高料金
色補正	3,300	24,800
カビ取り加工	550	1,100
はっ水加工	2,200	6,600

特に「色補正」は、衣類の種類によるところが大きく、料金相場は3,300円～11,000円でした。

例えば、革の手袋とコートの場合、お店により最大2万円以上の差になることもあります。

なかむ

革製品のクリーニングは洗う商品にもよりますが、ウールやコットンの衣類よりも高額な料金になりますね。

革製品のクリーニング日数

革製品のクリーニングが届くまでの日数を、革クリーニングが可能な宅配クリーニング7社で比較しました。

会社名	最短納期
リネット	21日後
クリコム	1ヶ月
キレイナ	2～4週間
ワードローブトリートメント	2～3週間
リナビス	1ヶ月
ラクリ	1～2ヶ月
モンクチュール	2週間

革製品のクリーニングは、最短でも2週間以上かかるところがほとんどです。

なかむ

納期は長いと1ヶ月かかるところもあるので、クリーニングをお願いする場合は、余裕をもつことをおすすめします。

実際に私がキレイナでクリーニングした日数・料金のレビューをまとめています。興味があれば、下記のリンクをチェックしてみてください。

»キレイナで一部革のジャケットをクリーニング【料金・日数をレビュー】

合皮はクリーニング出来る？【本革との違い】

合皮とは、動物の皮をなめして作られる本革と違い、原料に動物の皮が一切使われていない人工素材です。

合皮は、布地にポリウレタンや塩化ビニルなど合成樹脂を塗って作られます。

本革と合皮の違いは下記の通りです。

	本革	合皮
素材	動物の皮	布地に合成樹脂をコーティングしたもの
価格	高い	安い
耐久性	高い	低い
耐水性	低い	高い
寿命	手入れ次第で10年	2～3年
経年変化	色合いツヤを楽しめる	劣化する

本革は高価ですが、丁寧に使えば色やつやの経年変化を楽しめます。

逆に合皮は、合成樹脂なので経年変化することはなく、2～3年で表面がボロボロにひび割れるくらいまで劣化します。

なかむ

合皮の価格は本革と比べ安いので、安価な財布や鞄など多くの製品に使用されています。

合皮はクリーニング出来るが条件がある

合皮がクリーニングできる宅配クリーニングをまとめました。

比較したのは、革製品がクリーニング出来る7社です。

会社名	合皮のクリーニング
リネット	+200円追加でクリーニング可能
クリコム	合皮素材は、デラックス仕上げの対象
キレイナ	OK
ワードローブトリートメント	OK
リナビス	表面汚れのクリーニングの対応は可能素材の変色や内部に染み込んでしまった汚れの除去は不可
ラクリ	合成皮革やフェイクレザーの洋服の取扱いは可能剥離や破れなど極度に劣化したものは不可
モンクチュール	表面汚れのクリーニングの対応は可能素材の変色や内部に染み込んでしまった汚れの除去は不可