- スーツのたたみ方が分からなくて、毎回イライラしている
- 収納・出張の時、荷物をコンパクトにしたい
- スーツのシワになりにくいたたみ方を知りたい
この記事では、上記の疑問や悩みを解決できます。
仕事でスーツを着用する方は多いですが、出張や旅行の際にスーツをどうやって持ち運ぶか、引っ越しの際にどうやって梱包するかという問題に直面することがあります。
この記事では、知っていると超便利なスーツのたたみ方について解説!
コンパクトにたためば、持ち運びが楽になるだけでなく、引っ越しの際にも収納スペースを節約することができます。
しかし、スーツを長時間たたんでおくとシワができることにも注意が必要です。
そこで、この記事ではスーツをコンパクトにたたむメリットとデメリット、正しいたたみ方、シワを取る方法などを解説します。
この記事で紹介している方法をマスターすれば、スーツのたたみ方に悩むことはなくなりますし、おしゃれなスーツをキレイに保管できるようになるでしょう。
【ジャケット編】スーツのたたみ方
ジャケットはシワになりやすいため、正しいたたみ方を知っておくことが重要です。
ジャケットをたたむ際には、内側に返してたたむ方法が一般的であり、しわを防ぐために必要な手順があります。
シワになりやすいジャケットは、素材や形状が複雑であるため、適切な方法でたたまなければしわができやすくなります。
また、しわがついたまま保管するとしわが定着してしまい、クリーニングなどで取り除くのが難しくなるため、正しいたたみ方は必須です。
それでは、ジャケットのたたみ方を順番に紹介していきます。
ジャケットの内側から、袖の中に手を通してください。
袖に両手を入れたまま、肩を合わせるように折り曲げます。
左手はそのままで右手をはなし、右肩の部分を左肩に押し込むように重ねます。
肩と肩を重ねたら、襟元を立てましょう。
ジャケットを手に持った状態で、半分にたたみます。
これでジャケットのたたみ方は完了です。
【ズボン編】スーツのたたみ方
ズボンは、折り目がつかないように丁寧に折り畳みましょう。
ズボンはジャケットと比べて生地が薄く、折り目がつきやすいため、丁寧に折り畳むことが大切です。
実際にズボンをたたんでみましょう。
ズボンの中央には、クリース(折り目)が入っていますので、必ずクリースの部分でたたみましょう。
クリースは足をきれいに見せ、足長効果もあるので、かならずクリースを中心にズボンをたたみましょう。
まず、ズボンの3分の1ほどの長さを折り返します。
残った部分をさきほど折った部分に重ねれば、ズボンのたたみ方は完了です。
たたんだジャケットにズボンを重ねれば、よりコンパクトにたたむことができます。
これでスーツの一連のたたみ方は完了です。
ワイシャツのたたみ方
ワイシャツをキレイにたたむ方法は、アイロンをかける前に襟元や袖口、ボタンを整えたうえで、正確な折り目をつけることです。
ビジネスマンにとって、ワイシャツは重要な装いの一つ。
そのため、ビジネスシーンでの印象を高めるためには、キレイにたたんで持ち運ぶことが必要です。
また、ワイシャツは一枚あたり数千円するものもあるため、劣化を防ぐためにも正しいたたみ方を知っておきましょう。
実際にワイシャツをたたんでみましょう。
腕を伸ばして袖を真っ直ぐにし、袖口を折り目の部分に合わせます。
手首から少し上までの袖口を残すことで、着用時に自然なシルエットが出ますよ。
反対側も同じようにたたんでください。
ボディの下部分を上に折り、襟と袖が一致するように合わせます。
さらにシャツの上部を折り返せば、完了です。
ワイシャツを持ち運ぶときに便利なアイテム
ワイシャツケースも市販されていますが、A4ファイルでも代用可能!
A4ファイルに入れるときは、ファイルの大きさに合わせて、少しコンパクトにたたんでください。
ただし、デメリットとしてA4ファイルにはシャツが一枚しか入りません。
ワイシャツを2枚以上持ち運ぶ場合は、市販のワイシャツケースがおすすめです。
スーツをコンパクトにたたむメリット
スーツをコンパクトにたたむメリットは、下記の3つです。
- 出張や旅行の持ち運びに便利
- 引越しの梱包作業で便利
- 収納スペースの節約
特に、出張や旅行など荷物を限られたスペースに詰め込む必要がある場合には、スーツをコンパクトにたたむことでスペースの有効活用ができます。
出張や旅行の持ち運びに便利
スーツをコンパクトにたためば、スーツケースの中でも場所を取らず、その分他の荷物も詰めることができます。
また、車での旅行や新幹線などでの移動の際にもスペースの限られた荷物にスーツを入れる際に、コンパクトにたためば荷物の配分を考えることなくすっきりとした旅行が楽しめるでしょう。
引越しの梱包作業で便利
引越しの際には、大量の荷物を梱包する必要があります。
スーツをコンパクトにたたんでしまえば荷物の中で圧迫されたり、押しつぶされたりすることなく、形を維持したまま運ぶことができます。
またスーツをたたむことで、他の服や布団なども詰めやすく、引越し作業がスムーズに進むことが期待できますよ。
引越しの荷物(ダンボールの数)が少なくなれば、引越し費用の節約にもなりますね。
収納スペースの節約
スーツをコンパクトにたためば、収納スペースも節約できます。
引き出しやクローゼットの中でスペースを取り過ぎず、他の衣類や小物を収納することができますよね。
また、衣替えの時期にもコンパクトにたためばスペースを取り過ぎず、収納場所に困ることがなくなりますよ。
自宅の収納スペースが極狭な人は、クリーニングの宅配サービスの利用も検討してみてください。興味がある人は下記リンクをチェック!
スーツをたたむことで起こるデメリットと注意点
スーツをたたむことで起こるデメリットや注意点はいくつかありますが、適切な方法でたたむことや、保管方法に注意することで解決できます。
スーツを長時間丸めたままにするとシワができる原因は、生地の繊維が伸びたままになることですが、適切にたたんだスーツは繊維が伸びることがなくシワができにくい。
また、シワになりにくい生地や、シワを自然に伸ばす機能を持った生地もありますが、それでも長時間丸めたままにするのは避けるべき!
スーツをたたむことでシワができるデメリットがあることは事実ですが、正しい方法でたたんだり、保管方法に注意することでシワを防ぐことができます。
スーツのたたみじわの取り方
スーツのたたみじわを取る方法は、まずシワを伸ばすためにスチームアイロンを使い、その後吊るして風通しの良い場所で乾燥させる方法が効果的です。
スーツのたたみじわは、長時間たたんだことによって繊維に圧力がかかり、繊維の位置がズレてシワになってしまうため発生します。
そこでシワを伸ばすためにスチームアイロンを使用すると、繊維の水蒸気で柔らかくなり、元の形に戻りやすくなります。
また、乾燥させることで繊維が固まり形が定着するため、スーツを吊るして風通しの良い場所で乾燥させることが重要!
スチームアイロンのかけ方
スチームアイロンは適度な温度で設定し、直接スーツにかけず、アイロン台の上でスチームをあてます。
生地 | スチームアイロンの温度 |
綿・麻 | 180~200℃ |
ナイロン・アクリル | 110~130℃ |
ウール | あて布をして140~160℃ |
スチームアイロンを当てた後は、スーツをハンガーに吊るし、風通しの良い場所に置いてください。
風通しが悪い場所に置くと、湿気がたまってしまい、かえってシワができやすくなりますので要注意!
スチームアイロンの使用に慣れていない場合は、クリーニング店やスーツ専門店でプロに相談することもおすすめです。
スーツにおすすめのクリーニングをまとめました。興味がある人は下記のリンクをっチェックしてみてください。
スーツのたたみ方まとめ
この記事で重要なポイントは以下の通りです。
- スーツをたたむメリットとして、出張や旅行の持ち運びや引越しの梱包作業での活躍が挙げられます
- スーツをコンパクトにたたむ方法として、折りたたみや巻きたたみがある
- スーツを長時間たたんでしまうと、シワができるというデメリットがある
- スーツをしわを伸ばす方法として、シャワーで蒸して伸ばす方法や、アイロンを使う方法がある
- スーツを保管する際には、ハンガーにかけたり、スーツケースに入れたりすることが望ましい
スーツはビジネスマンにとって必須のアイテムですが、持ち運びや収納には少し手間がかかります。
そこで、スーツのたたみ方について詳しく紹介してきました。
スーツのたたみ方については、コンパクトにたたむことで出張や旅行の持ち運びに便利であり、引越しの梱包作業でも活躍するというメリットがあります。
しかし、長い時間丸めてたたむとシワができるというデメリットがあるため、たたみ方にも注意が必要です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これらのポイントを押さえて、スーツを上手にたたんで、快適なビジネスライフを送りましょう。