- シャツの黄ばみが目立ってきた!
- シャツはちゃんと洗ってるはずなのに!
- 自宅黄ばみを落とす方法を知りたい
この記事を読むと、上記の悩みを解決できます。
シャツを毎日洗っているはずなのに、襟元や袖にいつのまにか黄ばみがでていますよね。
そのシャツの黄ばみ、洗濯機で洗うだけでは落ちません。
ここで書いた内容の一部だけでも実践することで、清潔感を出来るだけ保つことができ、職場の女性の目線も気にせず過ごせてます(笑)
そこでこの記事では、自宅で黄ばみを落とす方法、原因や予防対策を分かりやすく解説していきます。
この記事で紹介している黄ばみの落とし方、原因や予防対策を学べば、シャツの襟元の黄ばみを目立たなくできますよ。
シャツの黄ばみの原因とは?
シャツの黄ばみの原因は汗や皮脂、老廃物に含まれるタンパク質です。
そのタンパク質が酸化することにより、シャツの黄ばみを発生させます。
「でも、シャツは洗濯して汚れを落としてるんだけど・・・。」
実はシャツを洗濯機で洗っても、すべての汚れを落とすことは難しいのです。
洗い方や洗剤にもよりますが、汚れの2~4割はシャツの繊維の中に残ります。
それを着て洗うの繰り返しで汚れが蓄積していき、結果的に黄ばみとして現れます。
制汗剤も黄ばみの原因になる?
汗や皮脂のほかに、もう一つの黄ばみの原因が、制汗剤などのデオドラント製品です。
制汗剤自体に黄ばみの原因となる成分は含まれていません。
ただし、制汗剤が自分の体質と合っていない場合、汗と化学反応を起こして黄ばみの原因となることがあります。
夏は特に制汗剤が活躍する季節。
もし、急に黄ばみが発生した場合、制汗剤を使うのをやめてみましょう。
時間がたった頑固な黄ばみを自宅で落とす方法
普通に洗濯機で洗っただけでは、黄ばみの原因になる成分は取り切れません。
そこで、テレビで取り上げられている「魔法水」を使ってみましょう。
魔法水の材料は下記の通り。
- 魔法水の材料
- 酵素系漂白剤(粉末):小さじ3
重曹:小さじ1
台所用洗剤:3滴
水:大さじ1 - あると便利なもの
- 歯ブラシ
まずは材料をすべて混ぜ合わせて「魔法水」を作ってください。
チェックポイント
この作業は毎回必ずやる必要はなく、3カ月に1回程度か衣替えの前でOK
魔法水の効果は3時間です。作り置きでないので注意してください。
シャツの部分的な黄ばみを落とす
黄ばんだ部分に、歯ブラシを使って魔法水をつけます。
この時、こするのではなくトントンと叩きながらつけていきましょう。
魔法水をつけ終わったら、数分間おいてください。
放置する時間は、黄ばみの程度に合わせて調整。
その後、普段使っている洗濯用洗剤を使い、通常どおり洗濯機で洗えば終了です。
シャツの全体的な黄ばみを落とす
洗面器または洗面台にお湯をはり、魔法水を溶きます。
黄ばんだ衣類を全体につけて、10分間おいておきましょう。
漬け置きしている間、ラップでフタをするなどして温度が下がらないように保温してください。
最後は、衣類をそのまま普段使っている洗濯用洗剤を使い、通常どおり洗濯機で洗えば終了です。
シャツの黄ばみを予防するために大切なこと
「魔法水」を使って黄ばみを落とすのは、3ヶ月に一回または衣替えの時でOK。
ただし、大事なことは普段から黄ばみの予防をすること!
そこで、普段からできる黄ばみの予防対策をお話します。
- 一度着たシャツはすぐに洗う
- 酸素系漂白剤を使って洗濯する
一度着たシャツはすぐに洗う
シンプルな対策ですが、めちゃくちゃ大事です。
一見きれいに見えるシャツにも、見えない汗や皮脂が付着しています。
衣類についた汚れは酸化して黄ばみになり、時間がたつほど落としにくくなります!
なので、シャツを一度着たら出来るだけすぐに洗濯しましょう。
ただし、自宅で洗濯して見た目はきれいになっても、少しずつ汚れは蓄積していきます。その場合は、クリーニングに出すのが効果的です。
ワイシャツをクリーニングに出す頻度については、下記の記事をご覧ください。
ワイシャツにおすすめの宅配クリーニングについては、下記の記事をご覧ください。
酸素系漂白剤を使って洗濯する
普段の洗濯洗剤のほかに、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤があります。
いつもの洗剤に、酸素系漂白剤をプラスして洗ってみましょう。
黄ばみ対策には、弱アルカリ性の洗剤を選びましょう。
酸素系漂白剤を水に入れると、過酸化水素というシュワシュワした泡が出てきます。
過酸化水素はさらに酸素と水に分解されるのですが、その分解される過程が黄ばみを落とす効果があります。
シャツの黄ばみを落したい時の注意点
シャツの黄ばみを落としたいときの注意点は下記の2つです。
- ドライクリーニングでは水溶性の汚れを落としきれない
- 酸素系漂白剤は密閉すると破裂する危険がある
ドライクリーニングでは水溶性の汚れを落としきれない
- 自宅で黄ばみの落とし方は分かった!
- でも、面倒だからクリーニングに出そう
- クリーニングに出せば大丈夫だよね
上記の考えの人は、少し待ってください。
結論から言うと、クリーニングに出したからといって黄ばみが完全に落ちることはありません。
理由は、ドライクリーニングという洗い方。
一般的に行うドライクリーニングは、油性の有機溶剤を使って衣類を洗います。
ドライクリーニングは、油性の汚れを落とすことは得意です。
しかし、ドライクリーニングは黄ばみの原因である、水溶性の老廃物を落とすことが苦手としています。
なので、水溶性の汚れを落とす場合、ドライクリーニングではなくウェットクリーニングが効果的です。
ドライクリーニング | ウエットクリーニング | |
洗い方 | 油性の溶剤で衣類を洗う | 水で衣類を洗う |
落ちる汚れ | 油溶性の汚れ | 水溶性の汚れ |
メリット | 衣類の型崩れが少ない 色落ちが少ない | 風合いを保てる 汗と臭いが取れる |
デメリット | 水溶性の汚れが落とせない | 油溶性の汚れは落とせない 仕上がりが洗う人の技術に左右される |
酸素系漂白剤は密閉すると破裂する危険がある
「シャツの黄ばみを落とす方法」で「魔法水」について紹介しました。
魔法水の材料の一つである酸素系漂白剤ですが、水に溶かすと過酸化水素が発生します。
魔法水を作った後にペットボトルなどに移し替えて密閉してしまうと、発生した過酸化水素が増えて容器が破裂する危険があります。
魔法水の作り置きは危険ですので絶対にやめましょう。
魔法水の効果は作ってから3時間なので、そもそも作り置きができません。
自宅でシャツの黄ばみを落とす方法まとめ
今回は自宅でできるシャツの黄ばみの落とし方について紹介しましたが、いかがでしたか?
シャツの黄ばみは出来るだけ早く洗うことが大切。
時間がたった黄ばみは、自分で洗っても落ちきれない可能性があります。
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
- シャツの黄ばみの原因は、汗や皮脂、老廃物に含まれるタンパク質
- 時間がたつとタンパク質が酸化して黄ばみになる
- シャツの黄ばみを自宅で落とすなら、魔法水が効果的
- 魔法水は3ヶ月に一度か、衣替えの時でOK
- 普段から一度着たシャツは、すぐに洗うことを心掛ける
- 酸素系漂白剤を使ってみるのも予防対策として効果的
黄ばみの原因の汗や皮脂は、普段の洗濯では完全に落としきれません。
何度も着用と洗濯を繰り返した行くうちに、汚れが蓄積してしまいます。
今回説明した洗い方、予防方法洗い方を実践すれば、黄ばみの発生を最小限に抑えることができますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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